核医学検査(アイソトープ検査)のご案内

核医学専門技師:1名

核医学検査とは

概要

核医学検査は非常に少量の放射線を放出する『放射性同位元素(RI:ラジオアイソトープ)』を用いた検査です。
放射性同位元素に、体内の特定の臓器や病変部に集まる性質をもった物質が混ざった薬を『放射性医薬品』といいます。
放射性医薬品が体内に投与されると、目的とした臓器や病変部に集まっていきます。その様子を専用のカメラで撮影することで、CTやMRIによる形態的な画像情報では得ることのできない、臓器の機能や病態などの情報を得ることができます。

検査手順

放射性医薬品を注射します。
薬品が、目的とする部位や臓器にいきわたるまでお待ちいただきます。待つ時間は各検査により異なります。検査によっては投与直後から撮影する場合や2~3日後に撮影する事もあります。
検査装置の寝台に仰向けなっていただきます。カメラが体内から放出される微量な放射線を検出し、画像化していきます。検査時間は検査により異なりますが、30分くらいとなります。
投与された薬品は体内で代謝され、尿や便と共に体外へ排出されます。

各種検査説明

骨シンチグラフィ
骨組織に集まる放射性医薬品を用います。癌の骨転移など、骨の状態や異常のある部位を調べることができます。注射から2~3時間後に撮影を開始します。

ガリウムシンチグラフィ
腫瘍や炎症に集まる放射性医薬品を用います。
腫瘍や炎症の状態や病変の存在する部位を調べることができます。
注射から2~3日後に撮影を開始します。

肺血流シンチグラフィ
肺に集まる放射性医薬品を用います。
肺動脈の血流障害の範囲や部位を調べることができます。
注射から10~15分後に撮影を開始します。

脳血流シンチグラフィ・脳SPECT
脳組織に取り込まれる放射性医薬品を用います。
脳の各領域における血流の状態から、脳血管障害や認知症、精神疾患等の病気の診断や病状を調べることができます。
注射直後から撮影を開始します。

核医学検査の注意点

検査前

検査室内では、専用のサンダル・スリッパに履き替えていただきます。
検査内容により、検査前にお食事を控えていただくことがあります。
金属類をはずしていただきます。
検査内容により、着替えていただくことがあります。
注射の際にアルコールで消毒を行います。アレルギー等ある方はスタッフにお知らせ下さい。
妊娠中・妊娠の可能性がある方は職員にお知らせ下さい。
授乳中の方は職員にお知らせください。

検査中

撮影中はお体を動かさないようにしてください。
何か気になることや体勢の維持が困難になった場合には、動く前にスタッフにお声かけください。
撮影の際に、カメラが身体のすぐ近くまで接近する事があります。

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