麻酔科・ペインクリニックのご案内


特色・専門領域

  • 麻酔科では、主に手術室における手術患者さんの麻酔管理や病棟での疼痛管理、ICUにおける病床管理を行っています。また、麻酔科外来(ペインクリニック)を設けており、神経ブロックを主体としたペインクリニック領域の治療を行っています。

 

中央手術室

  • 日本麻酔科学会認定の指導医・専門医6名を含む計8名のスタッフが手術麻酔を担当しております。非常勤麻酔科医も含め充実したスタッフのもと、より安全な麻酔管理を提供し、かつ患者さんの苦痛や不安をできる限り取り除けるよう心がけております。手術には大きな侵襲を伴うものも少なくありません。その侵襲から患者さんを守るため、術前に患者さんの診察を十分に行ったうえで、最良と思われる麻酔法を提示致します。術中は手術室の内科医として最新の医療機器およびモニターを駆使し、患者さんの変化に迅速に対応できるよう努めております。術後の痛みに対しても、痛みの専門家として経験豊富なスタッフ全員が高度な技術を備え、積極的に対応しております。
    当科は麻酔科学会認定病院に指定されており、優れた人材育成にも取り組んでおります。若い麻酔科医の教育はもとより、患者さんのご理解が得られれば、指導医のもと研修医に技術指導を行っております。
    ご不明な点やご要望がございましたら、何なりとお申し付け下さい。できる限りサポート致します。

ペインクリニック

  • ペインとは痛みのことで、痛みのクリニック(診療所)という意味です。
    痛みというものは大きく2種類に分けられます。一つは身体にとって危険な状態であることを知らせる『痛み』と身体が危険な状態ではないけれども何らかの原因で起こる『痛み』とに分けられます。例えば、くも膜下出血などで生じる頭痛は前者の痛みであり、慢性の頭痛や片頭痛などは後者の痛みということになります。ペインクリニックでは後者の痛みが対象です。
    ではペインクリニックでの治療とはどのようなものでしょうか。ペインクリニックでは手術での痛みを取る麻酔科医が、その技術を応用して様々の種類の神経ブロックを駆使して痛みの除去、緩和を行っています。

    当科ではペインクリニック専門医が治療にあたります。

神経ブロックについて

  • 神経ブロックというのは神経を切断するのではありません。ブロック針という細い針を刺して局所麻酔薬を神経に直接、またはその周辺に注入することによって痛みが抑えられたり、血流が改善されることで痛みの除去、緩和をもたらす方法です。
    痛みが生じたら、できるだけ早期に神経ブロックを施行すると効果があると言われています。また、急性の痛みだけではなく慢性の痛みにも有効です。慢性の痛みでは「痛みの悪循環」が生じています。
    この「痛みの悪循環」を簡単に言うと、痛みが出ると→局所の血流障害がおこり→発痛物質が生じ→痛みの増強 というサイクルのことです。痛みを山火事に例えます。初めは小さなたき火でも放置していると大きな山火事となり得ます。たき火に水をかけると一旦は火が消えたように見えますが、火がくすぶっていたりすると再び燃えることがあります。一旦、火が広がると何度も水をかける必要があります。
    この水が神経ブロックであり、最終的にはこの悪循環を止める事が目的でもあります。ですから、神経ブロックを受けて局所麻酔薬が効いている間は痛みが楽になっているかもしれませんが、その後は痛みが出てくる可能性はあります。単なる痛み止めの注射ではないのです。
    血流障害を改善することで神経ブロックは痛み以外の疾患にも応用されています。

対象となる主な病名

【痛みのある病気】
  • 頭痛(片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛)
  • 三叉神経痛、顔面痛、視床痛
  • 椎間板ヘルニア、頚、肩、手足、腰の痛み
  • 帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛
  • 反射性交感神経性委縮症、カウザルギー   など
【痛み以外の病気】
  • 顔面神経麻痺、顔面痙攣
  • 突発性難聴
  • アレルギー性鼻炎       など

当科では他科と連携しての治療も行われています。

突発性難聴は入院して耳鼻科、脳外科の治療と神経ブロックを組み合わせて治療します。
視床痛や帯状疱疹後神経痛などの難治性疼痛に対しては精神科と連携して全身麻酔下での電気痙攣療法も行い、効果が得られています。
当科外来では麻酔科専属の心理士による心理テストやカウンセリングなども行っています。

当科を受診される患者さんへ

上にあげた疾患の他にも対象となる疾患はありますので、お気軽にご相談ください。
尚、受診される際には、お薬手帳など内服している薬がわかるようなものを持参してください。内服している薬によっては神経ブロックが出来ないこともあります。また薬がはっきりしない場合も同様です。発熱、咳などの症状がある場合は神経ブロックを避けた方が良い事があります。

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診療実績

麻酔部門

手術室 年間麻酔科管理手術件数(平成25年度) 2,161件
ICU 年間入室患者延数(平成25年度) 1,188件

ペインクリニック部門 外来患者数(外来及び入院患者)

平成25年度 約23,600人

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スタッフ紹介

医師名 専門分野 資格
◎部長 めら ひとし
米良 仁志
麻酔全般、ペインクリニック 日本麻酔科学会専門医・指導医
日本ペインクリニック学会専門医
医長 かとう たかふみ
加藤 隆文
麻酔全般、ペインクリニック 日本麻酔科学会専門医・指導医
日本ペインクリニック学会専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了証
医員 うぶかた ゆうすけ
生方 祐介
麻酔全般 日本麻酔科学会専門医・指導医・認定医
日本周術期経食道心エコー認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了証
医員 なかじま あい
中島 愛
麻酔全般 麻酔科学会専門医
麻酔科標榜医
公社
医員
はしもと まこと
橋本 誠
麻酔全般、ペインクリニック 日本麻酔科学会専門医・指導医
日本ペインクリニック学会専門医
公社
医員
すが ひろき
須賀 大樹
麻酔全般 日本麻酔科学会専門医
麻酔科標榜医
公社
医員
なかむら まゆこ
中村 繭子
麻酔全般 日本麻酔科学会専門医
公社
医員
たけぐち らん
竹口 蘭
麻酔全般 麻酔科認定医
麻酔科標榜医
公社
医員
こでら しほ
小寺 志保
手術麻酔、ペインクリニック 日本麻酔科学会指導医
日本ペインクリニック学会専門医
公社
医員
かたやま あやみ
片山 彩美
麻酔全般
公社
医員
よしだ ようすけ
吉田 洋介
麻酔全般
公社
医員
もりた やすひろ
森田 康敬
麻酔全般

◎は連携担当医師です

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